本音で生きる/堀江 貴文〜アドラー心理学で挫折しそうな諸君へ〜
読書録が続いてますが、今日はこちら。
前著「ゼロ」はけっこう感動したのでホリエモンの言動はフォローしてました。
待望?の新著が出たということで迷わず買ってみた。
内容はタイトルとおり、「本音で生きた方が人生後悔しないよ!」とホリエモンは主張している。
本音で生きるためには3つのポイントがある。
1.言い訳しない:できない理由を探さない
2.バランスをとろうとしない:物事はトレードオフ
3.「自意識」と「プライド」を捨てる:他人からどう思われてるか気にしない
この3つ、前に流行ったアドラー心理学を解説した「嫌われる勇気」とかなり近い。
それもそのはず、ホリエモン自身が「嫌われる勇気」には共感したし自分はこうやって生きてきたと著書で語っている。
なので事前に「嫌われる勇気」を読むことをすすめたい。
「嫌われる勇気」がすっと腹落ちするならホリエモンの「本音で生きる」も納得できると思う。
この本はいわばホリエモンによる「嫌われる勇気」の実践編だ。
かく言う私も「嫌われる勇気」には大変感銘を受けた。いかに自分が他人の目を気にしていきてきて、行動しない理由をぶちあげて自分から逃げ回ってきたかを思い知らされた。
それ以後「嫌われる勇気」を実践しようとは思いつつも、まだまだできていない自分がいた。(プライドはかなりかなぐり捨てれたと思うが)
まぁ、アドラー心理学を完璧に実践するにはそれまでの人生の半分の時間が必要らしいけど。
そこでホリエモンの「本音で生きる」ですよ。
「やっぱそうだよね、嫌われる勇気をもって本音で生きたほうが後悔しないよね」とホリエモンが背中を押してくれます。
なので「嫌われる勇気」の実践で挫折しかかっているアドラー心理学徒にぜひともおすすめです。