Somewhere in the world 〜不真面目社畜の徒然日記〜

ビジネスと旅行と、時々宗教

巣鴨地蔵通り商店街~究極のグルメ選抜市場〜

友人何人かと巣鴨の地蔵通り商店街を散歩しました。

言わずとしれた、「おばあちゃんの原宿」と呼ばれる街の商店街である。

巣鴨駅からほど近いところに1km弱の通りがのびている。

ここに何回か来たという友人は言う。「巣鴨地蔵通り商店街の店はどれも美味しい」

 

せんべいやメロンパン、おせんべいなど道行くままにいろんなものを買い食い、味見して歩いた。確かにどれも美味しかった。

喜福堂で食べたこしあんぱんは、生地がふんわりしていてほのかな甘みが口の中にただよい、こしあんが良い感じでとどめを刺す。

あんぱんの喜福堂(KIFUKUDO)

 

雷神堂の醤油煎餅は、しっかりコクのある醤油が煎餅の隅々まで透き通っていて、かつしつこくないまろやかさもあった。

手焼きせんべい雷神堂|巣鴨本店をはじめ、東京、神奈川中心に関東に約35店舗

 

なんで巣鴨のグルメはこんなにも美味しいんだろうと思った時、ふと最近読んだホリエモンの本の一節を思い出した。

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「日本は欧米に比べて飲食店を出すことの障壁が低い。その分競争が激しくなるわけだが、その競争によって日本の食のレベルが高められてきた」という内容だった。

 

日本で飲食店を出すのが簡単なのは初耳だったが、グルメに口うるさいのは確かにそうだ。食べログやいろんなレビューサイトが人気なのもそれを裏付けている。

日本人は食にうるさい。

 

そこで巣鴨。巣鴨といったらおじいちゃんやおばあちゃんが大挙として押し寄せる。地蔵商店街もそんな人たちばっかりだった。酸いも甘いも知り尽くしたシニアの方々だ。味にうるさいのに決まっている。そんな「厳しい消費者」たちに、巣鴨の飲食店は常に品定めされているのだ。競争は激しく、淘汰の結果純粋に高いクオリティの店しか残らないわけだ。

 

そして巣鴨は全国津々浦々のグルメがそろう。博多の明太子、掛川のお茶、はては山形のいなごの佃煮まで・・・・

 

全国のグルメがここに集い、日本一厳しいといってもいい消費者である江戸っ子のおじちゃんおばちゃんに認められた味だけが残る。

 

巣鴨グルメここに極めり、である。