Somewhere in the world 〜不真面目社畜の徒然日記〜

ビジネスと旅行と、時々宗教

「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」山崎元/大橋弘祐~凡人が長期で勝つための一冊~

将来に備えて資産運用でもしようか、でも何の知識もないなぁというところで手に取ってみた。

Amazon.co.jp: 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください! 電子書籍: 山崎元, 大橋弘祐: Kindleストア

 

一時間くらいでさくっと読めた。タイトル通り、超初心者が初めに読む本として最適だと思う。お金の素人大橋氏が、お金のプロ山崎氏から対談形式でアドバイスをうけるという構成になっている。

 

お金の運用の方法として、

①自分の生活水準に必要な現金

②個人国債(10年)

③インデックスファンド投資信託(日経/海外を半分ずつ)

が勧められている。

 

さらに、資産運用にかかるコストは極限まで下げるのが大事

手数料の安いネット証券で課税控除のあるNISA活用がおススメらしい。

あとは、銀行に近づくなとか、生保は自分が死んだら困る人がいる人以外いらんとか、いろいろと金融業界に喧嘩売っていて大丈夫かなといらん心配をしてしまう。

 

特に③について、長期ではアクティブファンドはインデックスファンドよりも利回りが下がるらしい。

インデックスファンドを持ち続けていた方が、結果的にお金は増えるというわけだ。

例えばアメリカでは、たった三年でも約7割のインデックスファンドがアクティブファンドを上回っている。20年までひきのばすと、8割を超える。(以下参照)

アクティブファンドはインデックスファンドに勝てない

 

 

テレビではデイトレやFXで数億儲けました!みたいな人が喧伝されているが、そんなのは極めてごくわずかなんだろう。それ以外のほとんど人たちはお金を溶かしてしまっている。(そして、電車が止まる・・・)

僕みたいな凡人は

・そもそも一攫千金など幻想

・遠回りそうに見えるインデックスで耐えた方が長期では勝てる

ことを前提に、コツコツ運用していくのが勝ちパターンなんでしょう。

それよりも、運用できる元手を増やすために本業をがんばれと。

 

あとはREITとか山崎さんはどう思っているのか気になった。

ひとまず、僕が死んでも(経済的に)困る人はいないので、知り合いにのせられて入ってしまった生保は解約してくる。