Somewhere in the world 〜不真面目社畜の徒然日記〜

ビジネスと旅行と、時々宗教

旅行

なぜラオスでは社会主義と宗教が共生できるのか

仏教の街ルアンパバーンを歩いていて興味深いのが、仏教寺院が立ち並ぶ傍らでラオス国旗とともに社会主義を象徴する「鎌と槌」の赤旗が掲げられている光景だった。 ラオスの国旗。赤は独立闘争で流された血の色を、青は国の豊かさを、中央の白丸はメコン川に…

ラオス旅行記 メコン川の恵み

ラオスは東南アジア唯一の内陸国ですが、南北を切り裂くようにメコン川を流れています。 ラオスにとってメコン川が大いなる恵みなわけです。 メコン川が人々の生活を支え、街を作り、国の境界をも形づくってきました。 古代四代文明が河川沿いにできたように…

ラオス旅行記 ルアンパバーンの托鉢〜他者貢献による高度な再配分システム〜

前の記事にも少し書きましたが、世界遺産の街・ルアンパバーンでは托鉢と呼ばれる仏教の行事が有名です。 毎朝お坊さんが列をなして歩き、沿道の人々がご飯をお布施に捧げる。(ルアンパバーンの托鉢が最大規模なだけで、ラオスのどこの街でも実施されている…

ラオス旅行記 融通無碍の精神

前回の記事で、ラオスは何も無いからこそ良いのだと書きました。 日々のんびりしてそうな(少なくとも東京で暮らしている僕の目にはそう写る)ラオスの人々には、「融通無碍」精神を感じます。 融通無碍とは・・・ 行動や考えが何の障害もなく、自由で伸び伸…

社畜が村上春樹の「ラオスにいったい何があるというんですか?」を読んでラオスに行ってみた。そしたらやっぱり何もなかった。

GWはほぼ丸々ラオスに滞在していました。 「ラオス行ってきます!」と言うとほぼ必ず「なんでラオス?何かあるの?」と聞かれた。 ラオスの理由はタイトルの通り、村上春樹のエッセイ読んだのがきっかけ。 オチもクソも無いんですが、やっぱラオスって何も無…

北陸一人旅 金沢〜いろんなキャパシティが足りてない〜

山中温泉の次は金沢です。 この旅の前、 宿が、空いてない。 とにかく金沢の宿が取れなかった・・・ 駅周辺の旅館は満杯、ゲストハウスも満杯、Airbnbも数万円するとこしか残っていない有様。 北陸新幹線が開通して一年、金沢は押し寄せる人に対して十分なキ…

北陸一人旅 加賀・山中温泉

石川県は加賀市に来ています。金曜日有給とって、二泊三日の一人小旅行です。 ここ最近、僕は自分を取り囲む環境にほとほと疲れきっていた。仕事は楽しいけど、このままでいいんだろうかと漠然とした不安に取り憑かれ、将来やりたいことがあったはずなのにい…